多面的機能の発揮の促進に関する法律

土日、「季刊地域」という雑誌に思わずはまってしまいました。その中で「多面」という言葉がいくつかの記事に出ていたので、気になって調べたのです。

農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律

世の中には、私が目にも耳にもしたことのない法律は山ほどありますが、これもその1つでした。

以前からあった農山村の地域や営農を支援する制度のいくつかをとりまとめ、平成27年4月から施行されているものらしいのです。

この法律に基づいて実施されている制度は3つ。

多面的機能支払交付金。農家等で組織を作り共同して、活動地域の農地を維持するための施設を整備したり補修したり長寿命化を図ったりする活動に、国・都道府県・市町村から交付金が支給される制度。

中山間地域等直接支払交付金。山村等の農業生産条件が不利な地域の農業生産活動を支援する制度。

この二つは、高齢化等で、1つの農家の努力だけでは用水路の整備や、畦の補修やらが難しくなったり、耕作放棄地が増えて様々な問題に発展するのを防ぐことも目的みたいです。

もう一つの制度が環境保全型農業直接支払交付金。地球温暖化防止や生物多様性の保全のために、化学肥料・農薬を減らす取り組みや、カバークロップという作物を作らない期間に土壌侵食の防止を目的にイネ科やマメ科などの植物を作付けする取組を支援する制度。

食料の生産・供給だけではない農地の機能。それは作付面積の広大な農地だけではなく、古くからある棚田のような小さな田畑を守ることは、環境や生物の保護、防災の観点からも、あるいは文化の伝承や、もしかしたら働き方・生き方の観点からも大切なのかもしれません。

私もせっかく行政書士という仕事に関わっているのだから、もう少しこれらの制度を勉強し、関わっていけたらいいなと思った本日でした。

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