お盆休みやお正月の帰省は、親・祖父母その他の親族と交流を温める機会。
また、親の心や体の健康状態を目で確認できる機会でもあります。
そして親の状況に応じて
- 自力での財産管理が難しくなった場合への対応
- 車を運転している場合には、運転や免許返納の条件の確認
などを話合うチャンスの1つでもあります。
でも、今年の夏は少し様子が違いました。
特に首都圏に御住まいであれば、帰省を見合わせた方も多かったのではないでしょうか。
電話やテレビ電話システムなどの代替手段もあります。でも、それらの方法では伝わりづらいこともあります。また、テレビ電話等の方法に馴染みのない高齢者もいるはずです。
新型コロナ感染予防を図りながら、どのように高齢者の生活を支えるのかというのは大変難しい問題ですが、思いついたことを書いてみます。
〇 電話をする回数を増やす。
〇 近くに、連絡をとりやすい兄弟や親せき、知人がいる場合には、見守りをお願いする。
〇 親が地域包括支援センター等を利用していない場合には、地域包括支援センターの催物などに参加するように促してみる。
※地域によっては、少人数でのイベントを行っているかもしれません。
コロナ感染予防に熱中症対策も加わる今。
高齢者の中には、外出や人との交流が減り、認知症や体調変化のリスクが高まっている方もおられるかもしれません。
様々な手段を試しながら、見守っていきましょう。