
家族信託には様々な役割のある人物が登場します。
その中でも
- 委託者(いたくしゃ)
- 受託者(じゅたくしゃ)
- 受益者(じゅえきしゃ)
の3人は重要です。
しかも、この3つの役割は、専門家のサポートを受けられるとは言え、本来は、家族(親戚や信頼できる友人等も含みます)だけが担えるものです。
動画では、この3つの登場人物の主な役割を、かいつまんで説明しています。
詳しくは、ぜひ当事務所にお問合せください。
※上の画像をクリックすると、動画が見られます。
先日、一人で暮らしのAさんと話しをしていて、「なるほどなぁ」と思ったことが。
Aさんは、
緊急入院用の持出カバン
を準備しているというのです。
Aさんの叔母様が入院グッズを段ボールに入れて準備していたのを見習ってはじめたことなんだそうです。
「緊急時の持出カバン」というものに、「災害時を想定したもの」という思い込みが私にはありました。
ですから、災害用とは別に、緊急入院用の持出カバンを準備しているというAさんの話は、「目から鱗」のようなものでした。
災害時には飲料や食料の確保が重要になるので、持出カバンにも少量でも飲食物をいれておく方が多いと思います。
しかし、入院であるならばそれらを病院に持ち込む必要はありません。Aさんは「2~3日すれば病院に身内が駆けつけてくれるだろう」という想定で、その間に必要なものだけをカバンに入れているとおっしゃっていました。
私が考える緊急入院用の持出カバン
Aさんの話を参考にして、私なりに入院用の持出カバンの中を考えてみました。
3の「メモ帳 または 封筒に入れたメモ」には、次の事がらを書いたり、貼ったりしておくのはどうでしょうか?
上のリストの他に、健康保険証を持出カバンに入れておくということを考えた方もおられると思います。「日頃の通院時には、そこから取り出して利用すれば良い」という考え方なら、あり得るかもしれません。
私の場合は、健康保険証を持ち歩くことが多いので、持出カバンにはいれないことにしました。
「健康保険証のコピーを入れておく」という方法はどうでしょう?
何年も前の修学旅行の時には「健康保険証のコピー」を生徒に持参させたものですが、今、そのようなことを求める学校は少なくなってきたのではないでしょうか。
というのも、「健康保険証のコピーの提出は不可」としている病院が多いから(あるいは、全部?)です。健康保険証のコピーは「本人確認書類の1つ」としての役割はありますが、それ以上のことは期待できません。
むしろ、後で健康保険証の原本を、身内の方等に届けてもらう手立てを準備した方が良いかもしれません。
だから持出カバンには健康保険証やそのコピーは入れなくても良いと私は思います。
おまけ
参考までに、新型コロナウイルスに感染し入院する場合について、宮城県のHPのリンクを貼っておきます。
新型コロナウイルス感染症で入院される方へ – 宮城県公式ウェブサイト (pref.miyagi.jp)
今日は天気が悪いので、気分転換にどうぞ