ひとり暮らしの高齢者に、必ず検討してもらいたいこと。

 今日(令和7年3月28日)の河北新報朝刊も報じておりましたが、引き取り手のないご遺体が全国で約4万2千人ほどあるようです。

 同じ内容で各報道機関も取り上げています。

引き取り手ない無縁遺体、2023年度に推計4万2000人…死亡者全体の2・7%に相当 : 読売新聞

引き取り手のない遺体 全国で4万2千人と推計 厚労省調査:朝日新聞

引き取り手のない遺体 全国で推計4万人余 厚労省の初の調査で | NHK | 厚生労働省

 これまで私が面談をした高齢者の中には「特に何もしなくても、自治体がなんとかしてくれるでしょ」とおっしゃる方もいましたが、下の読売新聞の記事からは自治体の職員の苦労も垣間見ることができるような気がします。

無縁遺体が1年半以上、葬儀業者に安置…横浜市が引き取り手のない8体の対応が遅れたと発表 : 読売新聞

 一人で暮らしている、あるいは親子・夫婦・兄弟姉妹等の高齢者だけの世帯の方に、ぜひ検討してもらいたい事があります。

 それは、少なくとも次の2つの契約等です。

    ( 遺言執行者を指名した条文があること)

 できれば、次の契約も前向きに検討してもらいたい。

 そして、死後事務委任契約と任意後見契約が、より充実したものになり、また安心して受任者に任せることができるようにするために次の契約を先行して結んでください。

※見守り契約 とは別に「ホームロイヤー契約」と言う弁護士さんもいらっしゃいます。

 それぞれの契約等の内容については、別の記事で説明します。

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