「行政書士って、何をする資格ですか?」
セミナーとか相談会をしていると、結構な確率で上のような質問があります。
中には「不動産の登記をするんですよね!?」と司法書士と勘違いされていらっしゃる方も。
そうした質問にはお答えできませんが、日本行政書士会連合会が行政書士制度をPRする動画を、YouTubeで公開しております。
ただ、「行政書士は何をするのか?」という疑問を解決するには...。
行政書士制度については、むしろこちらの方が分かりやすいかもしれません。
ちなみに、主な専門職の相続・終活に関わる役割の違いはこんな感じです。
主なものを書いたので、他の手続等でわからないことがあれば遠慮なく御相談ください。
弁護士 | ・限定承認や相続放棄を検討する時。 ・遺産分割協議がまとまらない時。 ・親族間で争いがある時。 ・亡くなった方の事業を廃業する時。 ・その他、財産管理、遺言、相続に関わること全般。 |
税理士 | ・相続税の申告が必要な時。 ・生前贈与を検討する時。 ・相続税の他の税金や税務上の心配がある時。 ・亡くなった方の事業を承継あるいは清算する時。 |
司法書士 | ・不動産の相続登記をする時。 ・限定承認や相続放棄に関わる書類を作成してほしい時。 ・法定成年後見等の開始の書類を作成する時 ・その他、法務局や裁判所に提出する書類を作成する時。 |
社会保険労務士 | ・年金や健康保険、後期高齢者医療保険に関わる手続をする時。 ・労災に関わる手続をする時。 |
海事代理士 | ・遺産に船舶が含まれている時。 |
弁理士 | ・故人に関わる特許権等の知的財産権がある時。 |
行政書士 | ・任意後見契約書を作成する時。 ・遺言書を作る時。 ・戸籍謄本等が必要な時。 ・法定相続情報証明制度を利用したい時。 ・遺産分割協議書を作る時。 ・遺産である自動車の名義変更や廃車の手続をする時。 ・遺産である農地・山林に関わる登記以外の手続をする時。 ・相続した土地を国に引き取ってもらいたい時。 ・故人に関わる著作権がある時。 ・墓じまいをする時。 ・死亡後の様々な事務をしてほしい時。 ・その他、遺産・遺品・権利に関わる手続。 |