自分のことは、自分で決めたい!~YouTube

認知症の方の定期預金を、解約する手続は後見人が本人に代わって行います。

では、「定期預金を解約する」という意思は、誰が決定するのでしょうか?

今回の動画は、こうしたことについて語っています。

つい、長くなってしまったので恐縮ですが、御覧いただければ嬉しいです。

YouTubeの動画は、動画のリストから御覧ください。

なお、簡単なパンフレットも作成しました。

「終活」なんておやめなさい

ひろさちや という仏教の本をたくさん書かれておられる方がいらっしゃいます。

私が大学生の時、後輩にこの方の著書を薦められて以来、これまで何冊か購入し読んでいます。つまり、私の仏教に関する知識の多くは、この方の本から得たものです。

困ったことに、ひろさちやさんは「『終活』なんておやめなさい」という本もお出しになっているんです。

※「終活なんておやめなさい」ひろさちや著(青春新書プレイブックス)

しかも、現在発売されている「週刊新潮2021年5月6・13日ゴールデンウイーク特大号」にも同じタイトルの記事が載っているらしいのです。

ちなみに、私は新書の方を読みました。

ひろさちや さんらしい、とてもわかりやすくて、「なるほど。さすがだなあ」と感心してしまいました。

しかしながら、ここは敢えて尊敬する ひろさちや さんの主張に異を唱え

自分なりの終活をいたしましょう!

と、私は言いましょう。

ひろさちや さんはバリバリの仏教徒だと思います。

ひろさちや さんの「終活をしない」という主張は、1つには仏教の考えが背景にあると思います。

でも、私たちの中のどれほどの人が、そうした仏教的死生観を持っているでしょうか?

もう一つ、ひろさちや さんの「終活をしない」という主張には、いくつかの世代が同居する昔ながらの家族の存在を前提にしていると私には思われます。

つまり、祖父母、両親、孫の3世代同居家族。あるいは同居まではいかなくても、しょっちゅう互いの家を行き来したり連絡を取り合っている家族。

こうした家族ならば、互いの経済観や死生観を知り、感じられる関係にあるから、遺言やエンディングノート、あるいはリビングウイルなども不要かもしれません。介護も、自宅で家族が協力して行うことで、何の不足もないことでしょう。

さらに、お葬式の形式も古くからのしきたりで行うことが当然で、「死人が出た」となれば頼まれなくても隣近所から人や物が集まり葬式が進んでいくというような地域であれば、かえって「葬式への希望」などは邪魔なだけかもしれません。

しかし、社会も人も、そうしたものからは変わった。

あなたの大よその財産や死生観あるいは信仰や、生活・食べ物の好みを知っている人で、身近にいるのは何人おられるでしょうか?

だから、私は「終活をしましょう!」と呼びかけます。

終活は、「自分がやがて死にゆく存在である」ということを受入れていく準備にもなります。

この「死にゆく自分を受入れるための終活」は、ひろさちや さんも否定しておりません。

また、嬉しいことに、ひろさちや さんは「散骨おおいに結構」と仏教や葬式・納骨の歴史を踏まえて、述べておられます。

だから、自分なりの終活をしましょう。

とりあえず、御家族で私の終活に関する動画を御覧になってみてください。

動画は無料で御覧いただけますから!

公開済みの動画は、「動画のリスト」から見ていただくか、YouTubeで「仙台の澤田行政書士事務所」で検索してみてください。

ボーっと管理していると、兄弟に叱られる!~YouTube配信⑨

YouTubeに「ボーっと管理していると、兄弟に叱られる!」という動画を公開しました。

親が認知症になったために、そのお金や家の管理をする役割を担うことがあります。

でも、管理の仕方によっては、相続の時のトラブルに発展しかねません。

少々面倒くさくっても、慎重に取り扱うことに越したことはないのです。

この動画では5つの方法を紹介しています。

ぜひ御覧になってください。

話しは変わりますが、

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」で、北大路欣也さんが徳川家康役で、時代背景とかを話すコーナーがあります。

お一人で、長~いセリフを見事に語る。

プロですねえ。すごいです。

私の後見人は私が選びます!~YouTube⑧

今日、YouTube動画「私の後見人は私が選びます!」を公開しました。

内容は、任意後見制度についての簡単な説明です。

認知症などで判断する力が衰える前に、将来、財産管理をお願いする方と契約を結んでおくのが任意後見制度です。

もう少し詳しいことは動画を、どうか御覧ください。

YouTube「私の後見人は私が選びます!

その他の動画については、「動画のリスト」を御覧ください。

男性と女性の傾向~終活や相続のセミナーや相談会

説明会・セミナーのイラスト(女性)

先日、民家のような式場で家族葬を手掛けていらっしゃる方とお話をする機会がありました。

終活に関わることだけでなく、どのようにしてお客様に認知していただくかという営業手法についても話題になって、私としては大変有意義な時間になったのです。

その中で1つ、「面白いなぁ」と思ったことがありました。

それは、「『男性の出席者をどのように増やすか』というのが、終活や相続関連セミナーや相談会の課題の1つ」という話を私がした時です。

私は3~5人程度の小さなセミナーを何度か行っています。

これらのセミナーへの参加者を誘ってくださっているのが女性のためか、出席者は皆、女性です。

また、仙台市が実施している無料相談などでも、どちらかと言えば女性の相談者の方が多いような気がしていました。

これは私だけが感じていることなのかと思っていたら、どうやらそうではないようで、先日参加した研修会でも講師の行政書士が「男性を終活に誘うことが課題」というようなことをおっしゃっていました。

では、男性は終活に関心が薄いのか?

そうではない、と私は思います。

なぜなら、書店の終活や相続等のコーナーで本を物色しているのは、男性の方が多いからです(あくまでも、私が観察して得た感想ですが)。

つまり、男性は自分で調べようとする傾向が強く、女性は人に聞いて知ろうとするのではないかと私は考えておりました。

しかし、どうやらそうでもないらしいということが、その葬祭業の方の話からわかったのです。

上のような私の見方をお話ししたところ

「葬祭業者の相談会には男性も多くいらっしゃいますよ」

とおっしゃるのです。

葬祭業者の相談会には、女性の営業担当が誘ったから男性の出席者が多いのかもしれませんが、違う見方もできるような気がします。

私たち行政書士が行うセミナーは「知識をお伝えする」という傾向が強く、葬祭業者の相談会は「契約につながる」かもしれないという違いが、男性の参加率の違いにつながっているのかもしれません。

終活関係のセミナーや相談会への参加にも男性と女性の傾向の違いがあるようで、面白いなあと思った次第です。

ちなみに、私が雑談ついでに終活に関わる話をした男性は

「終活なら、遺言みたいなのは書いてみたよ。有効かどうかはわからないけど」

とおっしゃっていました。

しかも、どうやらパソコンで書いているようなのです。

こうした「ひそかに遺言を作っている」男性はお一人ではありません。

しかも、少々、心もとない書き方をしていらっしゃる。

だから、

ぜひ、私に御相談ください。

遺言書いたら、良かったら、私に見せてみてください。

もしかしたら、その遺言。

効力無いかもしれませんよ。

かえって、御遺族の争いの元になるかもしれませんよ。

あなたの御希望が実現できる遺言を、一緒に考えさせてください。

と、私は特に男性のみなさんに言いたいのです。

ちなみにパソコンで遺言書いても法的な効力はありません。御遺族が遺産分割協議をする際に参考にするかもしれませんが。

来年、コロナが落ち着いたら、またセミナーや相談会を行いたいと考えています。

その時には、ぜひ男性も参加してください。

御本人だけでなく、御家族も大歓迎です!

※画像は「いらすとや」より

おひとり様

もう20年くらい前の話。

石巻市で、小さな学習塾を1人で営んでいました。

小さなアパートに1人で暮らしながら。

そんなとき、風邪をひいて2~3日寝込んだことがあったのです。

38℃を越える熱が出て病院に行くのもつらい状況。

この時ほど強く孤独を感じたことはありません。寂しさを通り越して、恐怖を感じていたように記憶しています。

実家のある仙台に戻る気持ちが強くなった時でもありました。

高齢者の「おひとり様」って、この時の私に近い状況かもしれないと思うのです。

「おひとり様」は、これからどんどん増えていくと思います。

今、働いている独身者も、退職後には「おひとり様」になる可能性がある。

子どものいない夫婦だけの家族も、何年後かには「おひとり様」になるかもしれない。

兄弟姉妹でもない「おひとり様」同士が、支えあって生活していく社会になるかもしれない。

でも、高齢者になった後に、「おひとり様」の生活様式を模索しそれに適応しようとしても、それまでの生活様式を変えることは難しいと思います。

体も心も元気で余裕があるうちに、少しずつ自分なりの「おひとり様」仕様を考え準備し、行動を慣らしておく必要があるのではないでしょうか?

場合によっては、様々な制度を学び利用計画をたてることも必要になるかもしれません。

というわけで、「おひとり様」の生活相談を始めます。

まずは、今の心配事や不安などを聞かせてください。

11月30日(月)から12月5日(土)まで相談料を無料にする期間を設けます。

実家の断捨離とメルカリ

私と同世代の40代後半から60代くらいの方の中には、

「親の荷物が多すぎて困っている!」

と、家財の整理に悩んでおられる方もいらっしゃると思います。

私たち子供が

「使っているのを見たことないし、もう必要ないだろう」とか

「いる物といらない物に整理してくれたら、処分はやってあげるから」

などと言っても、

「全部いる物だ!」、「自分でできる!」と頑として捨てようとせず、

部屋には相変わらず荷物があふれてたりします。

2、3年前、私の実家がリフォームをする際には、母と同居している姉が断固たる決意で処分していました。

もちろん、姉は母の同意を得ながら進めていたはずです。

でも、リフォームの工期や、それに伴う一時転居の日程との兼ね合いもあり、あれこれと悩む母のスピードに付き合っているわけにもいかず、「これ捨てていいよね」という有無を言わせぬ雰囲気を漂わせながら断捨離に突き進まざるを得なかっただろうと想像しています。

それでも、リフォーム後の快適な部屋に落ち着いた後に、ポロっと

「〇〇が無い・・・」

と、つぶやく母を見ると、やむを得なかったと思う反面、気の毒に感じたりします。

荷造りのイラスト

最近、我が家で断捨離を実行しています。

本や服を ブックオフ に持って行ったり、粗大ゴミとして処分していたのですが、知人の勧めでメルカリを始めてみました。

はじめは「売れたらラッキー」くらいの気持ちでしたが、意外でした。

「いくら何でも、これは買い手がつかないだろう」というような本などにも、買い手がつくんですね。

調子に乗っていろんなものを出品し、お陰様でかなり断捨離が進みました。

私たちがメルカリで断捨離をしていることを聞いた義母は、「これも出品してみて」と言い出しました。

出品した義母の物に「いいね!」がついたり、購入希望者との様々なやり取りがはじまると、義父もメルカリに興味を持ち始めたんです。

そこで思いました。

高齢者の断捨離には、手放すためのストーリーが必要なんじゃないでしょうか?

ストーリーというか、それを手放す理由。自分自身が納得できる理由です。

引っ越しやリフォームというのは、断捨離のキッカケにはなるけど、1つ1つの物を手放すための理由にはならないんじゃないか。

フリマアプリのイラスト

その点、「メルカリはいいなあ」と思います。

例えば、「売ったお金が、お小遣いになる」んですよ。これだけでも嬉しいですよね。しかも、自分で値段を決められるし、たくさん出品して、たくさん売れると、まるで「商売をしているような気分」を味わえるんです。

「値引きしてください?」というコメントも来ます。そうした方々との交渉を楽しむ方もおられるのではないでしょうか?

出品する時に、その物に関する説明を書きます。大きさだったり、傷や汚れの状態だったりしますが、手放すその物にまつわるストーリーを書くことだってできます。

また、「必要とする人がいる」から売れるんです。それが、たとえ安い金額であっても、「自分が大切にしてきた物を必要としている人がいる」というのは嬉しくないですか?

あるいは、買い手との交渉の過程で、その方の人物像や、その方が買った後でどのように利用するのか想像したりすることを楽しむ人もおられるでしょう。

コロナ禍にあって、他者とのコミュニケーションに不自由さがある中、間接的にでも、金銭交渉であったとしても、それは心地よい刺激になるのではないかと思います。

メルカリ以外のフリマアプリは利用したことがないのですが、おそらくは同様の楽しみは得られることでしょう。

もちろん、高齢者の大量の荷物すべてをフリマアプリで処分しましょうということではありません。

でも、メルカリに関する私の義理の両親の様子から、「手荷物を手放す」あるいは「荷物を仕訳、整理する」キッカケにはなるんじゃないかなと思います。

親子で「これ、売れるんじゃない?」なんて相談しながら、残すものと、処分する物の仕訳をしていく。

なんか、楽しそうじゃないですか?

※古物の売買や交換を営業とする場合は古物営業許可が必要になりますが、買い取りをしない場合には許可は不要です。

コロナ予防と高齢者の見守り

お盆休みやお正月の帰省は、親・祖父母その他の親族と交流を温める機会。

また、親の心や体の健康状態を目で確認できる機会でもあります。

そして親の状況に応じて

  1. 自力での財産管理が難しくなった場合への対応
  2. 車を運転している場合には、運転や免許返納の条件の確認

などを話合うチャンスの1つでもあります。

でも、今年の夏は少し様子が違いました。

特に首都圏に御住まいであれば、帰省を見合わせた方も多かったのではないでしょうか。

電話やテレビ電話システムなどの代替手段もあります。でも、それらの方法では伝わりづらいこともあります。また、テレビ電話等の方法に馴染みのない高齢者もいるはずです。

新型コロナ感染予防を図りながら、どのように高齢者の生活を支えるのかというのは大変難しい問題ですが、思いついたことを書いてみます。

〇 電話をする回数を増やす。

〇 近くに、連絡をとりやすい兄弟や親せき、知人がいる場合には、見守りをお願いする。

〇 親が地域包括支援センター等を利用していない場合には、地域包括支援センターの催物などに参加するように促してみる。

※地域によっては、少人数でのイベントを行っているかもしれません。

コロナ感染予防に熱中症対策も加わる今。

高齢者の中には、外出や人との交流が減り、認知症や体調変化のリスクが高まっている方もおられるかもしれません。

様々な手段を試しながら、見守っていきましょう。

ケアマネジャーのイラスト(男性)

遺言書保管制度~本人確認書類

かねてより御紹介いたしております、法務局による自筆証書遺言書の保管制度が7月から始まります。

制度利用の予約受付は来週7月1日開始ですので、もうすぐ、その詳細が明らかになるかと思われます。

保管までの手続の流れや、必要書類については当事務所ホームページの

遺言保管制度~遺言書を預ける手続」 

か 法務省のホームページを御覧ください。

ただ、これは遺言書を書かれた御本人だけで申請はできますが、

申請書をあらかじめ用意したり、遺言書の形式が指定されていたりするので、

一度は行政書士などの専門家に御相談された方がよいと

思います。

では今回の本題に入ります。

遺言書の保管申請には、本人確認書類が必要になります。

それは、以下の7つの中の1つですが、簡単に言えば「顔写真付きの身分証明書」です。

<本人確認書類>

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 旅券
  • 乗員手帳
  • 在留カード(外国籍で在留資格をお持ちの方)
  • 特別永住者証明書(外国籍で特別永住者の方)

この中で、マイナンバーカードと運転経歴証明書について、少し詳しく説明いたします。

※運転免許証もパスポートもない方は、この2つの内のどちらかを利用するしかありません。

運転経歴証明書

運転経歴証明書の交付を受けることができるのは、

運転免許証を自主返納または免許が失効してから5年以内の方です。

交付申請は各都道府県の運転免許センターで行います。

私の居住する宮城県の場合は、

宮城県運転免許センター「運転免許の自主返納について

を御覧ください。

その他、詳しくは警察庁のWebサイトを御覧ください。(各都道府県警察本部のWebサイトへのリンクがあります)

マイナンバーカード

新型コロナでの定額給付金申請にあたって、マイナンバーカードを取得した方も多いかと思います。

運転免許を自主返納してから5年以上経ってしまい、パスポートの期限も切れている場合は、マイナンバーカードが必要になります。

まだ、取得されていない方は、これを機に取得を検討なされてはいかがでしょうか?

取得までは、申請からおよそ1か月(場合によってもう少し)かかります。余裕をもって申請してください。

念のため書き添えれば、

本人確認書類として使えるのは、顔写真のあるプラスチック製のマイナンバーカード(運転免許証くらいのサイズ)。

書留で送付されてきた個人番号通知カードは、マイナンバーカードとは異なり、身分証明書としては使えません。

※報道によれば、今、マイナンバーの利用促進のための方策が検討されています。

マイナンバーカード交付申請には、郵送、街の証明写真機の利用、パソコン、スマートフォンの4つの方法があります。

詳しい申請方法は、マイナンバーカード総合サイトを御覧ください。

注意していただきたいのは、申請には写真の他に、

  • 個人番号(マイナンバー)
  • 交付申請書

の2点が必要になることです。

もし、どちらかがない場合は、以下を参考にしてください。

※郵送の場合は、申請送付用封筒または送付先の書いてある宛名用紙が必要です。こちらからダウンロードして利用できます。あるいは、市区町村の役場で入手できるかもしれません。

マイナンバーカード交付申請書が手元にない場合

市区町村の窓口で申請書を改めてもらってください。

この場合、本人確認書類が必要ですが、顔写真のついているものがない場合には、年金手帳、健康保険証、介護保険証の中の2通が必要になると思います。

個人番号(マイナンバー)が分かっている場合には、手書きの交付申請書を窓口か、こちらからダウンロードして使えます。

個人番号(マイナンバー)がわからない場合

個人番号(マイナンバー)は12桁の数字です。

これは住民票のある全ての方に、自動的に割り振られており、番号が与えられた後、通知カードが送られています。

この個人番号がわからないと、マイナンバーカードの交付申請ができません。

通知カードが見つからない場合は、

市区町村の窓口で住民票記載事項証明書を交付してもらってください。

あるいは、マイナンバーが記載された住民票の写しでもかまいません。

いずれにしても、本人確認書類が必要なので、年金手帳、健康保険証、介護保険証などの中のいずれか2つを持参してください。