災害に備えて、食品や飲み水を備えておく。
その方法としてローリングストックが有効である。
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そういう情報は、既にテレビや新聞、インターネットなどの様々なメディアで取り上げられているので、ここで触れることも「今さら」感が強いのですが。
でも、例えば「赤ちゃんがいる家庭」のように「赤ちゃんがいる時期」のタイミングで必要な情報が入手できなかったりします。
赤ちゃんに限らず、要配慮者の防災に対しては、わからないことも多いのではないでしょうか?(もしかして、私だけ?)
防災に対する知識豊富なはずの防災士と言えども、意識できていないリスクはあるものです。で、意識できていなければ、防災の死角になるのです。
ということで、農林水産省が、食品や飲み水の備蓄についてまとめているWebサイトを見つけたので、下にリンクをはります。
ここには、様々なパンフレットがある他、防災セミナーで利用できるパワーポイントの資料などもあるので、防災士にはお勧めです。
それと、要配慮者の御家族も御覧になられると、参考になる情報が得られるかもしれません。
要配慮者
要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド(平成31年3月)での「要配慮者」は、次の方々を指しています。
- 乳幼児
- 高齢者
- 食べる機能(かむこと・飲み込むこと)が弱くなった方
- 慢性疾患の方
- 食物アレルギーの方
リンク
※この「緊急時に備えた糧用食料品備蓄ガイド」からダウンロードできるパンフレットは、下の「災害時に備えた食品ストックガイド」に更新されたようですが、このページにあるExcelファイルの「チェックリスト」は、防災セミナーで使用できると思います。
このチェックリストは各家庭で定期的に使用するのが理想ではありますが、そこまでできるのは、よほど意識の高い方かと。でも、セミナーのような場であれば、「自分の家での状況を振り返る」という目的では便利だと思います。
農林水産省作成のパンフレット