自分で判断⇒早め避難

今朝のニュース・天気予報で、特に九州地方の大雨に関連し(九州以外にも雨量の多いところがあるのでご注意を!)、「自分で判断し早めに避難を」と呼び掛けていました。

従来から「早めに避難」をするということで、避難準備情報など、様々な情報伝達の工夫がされていますが、今朝は「自分で判断し」というところが新たに加わったところかと思いました(私が今朝になってようやく気付いただけかもしれませんが)。

先日、国土交通省の東北地方整備局が行った管内業務発表会を聴講してきました。

4つの会場に分かれ、東北地方整備局管内の職員が行っている業務や、その改善活動について発表するもののようでしたが、私は防災に関する発表の一部を聞いてきたのです。

すべてが興味深く、勉強になりましたが、今朝の「自分で判断し」に関連して思い出した発表があります。

国土交通省の河川管理を行っている事務所では、河川の水位が上昇し「氾濫危険水位」を超えたときに、洪水予報・警報を気象台と協力して発令し、その後、緊急速報メールを携帯電話事業者(ドコモやソフトバンク、KDDI等)を通じて各個人に送ります。

先の発表会では、氾濫危険水位を超えるのを確認してから緊急速報メールを出すまでには30分を要するとありました。複数の河川または観測箇所で同時に起こった場合には、さらに時間がかかるのだそうです。

大雨の時の水位の上昇は急激です。川幅や、勾配、合流地点かどうかなどで上昇率は変わると思いますが、30分で50㎝位は上昇したりします。発表会で紹介された事例では、緊急速報メールを出してから2時間後に複数個所で出水しています。

もし、何らかの事情で(寝ていた、携帯で通話中だった、風呂に入っていた、ゲームに夢中だった・・・)緊急速報メールの確認が遅れたら・・・。

つまり、緊急速報メールを受信したときには、もうすぐ、どこかで氾濫しているかもしれない。そのくらい緊迫した状況であるということなのだと思います。

もちろん、河川管理を行っている職員は、緊急速報メールを出すまでの時間を短縮すべく訓練を行っています。でも限界がある。

だからこそ、行政の避難勧告や避難指示、緊急速報メールを待たずに、自分の判断で早めに避難をすることを、様々なメディアは呼び掛けているのです。

現在、大雨に見舞われている方々は、様々なメディアからの情報に敏感になられていると思います。ぜひ、知り合い同士、隣近所同士、声かけあって早めの避難行動をとっていただきたい。避難指示や緊急速報メールは、避難場所で聞いて読んでほしい。そう願っています。

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