首都直下型地震とオリンピック・パラリンピック

昨日の12月1日から、NHKで「首都直下地震ウィーク」という企画がスタートしました。

昨夜のNHKスペシャルで、その企画の趣旨や、予想される被害についての概略を紹介していました。

それだけで十分に「これはヤバいな」と思ったのですが、一夜明けて、ふと頭に浮かんだのが「来年の東京オリンピック・パラリンピック期間中に、この想定に近い地震が起きたらどうなるんだ?」という疑問です。

そこで、国土交通省や東京消防庁のHPを見てみました。

当然のことながら、既に様々なことを想定し対策を講じている様子はわかりました。恐らく、東京在住あるいはその近隣の方々は防災計画について御存知かもしれません。

でも、私にはやはりいくつもの疑問があるのです。

その一番の根っこにあたる疑問が

発災後の東京からどうやって避難するのか?

ということ。

昨夜のNHKスペシャルの内容を、覚束ない記憶をたよりに書いてみると。

1.建物の倒壊

これによって道路が通行できなくなるおそれあり。通行可能な道路は少なくなり、そこに人や車が集中。

国土交通省の資料では鉄道不通区間の代替輸送としてバスの利用などを考えているようですが、道路の開通がどのくらいの期間になるのか?

2.同時多発的に火災が発生

NHKスペシャルの映像からすると、都心をぐるりと囲むように火災の危険地域があったような。もしそうだとすると、1と合わせて考えると郊外への避難は、少なくとも鎮火するまでは難しいのでは。

水、食料の確保は大丈夫なのでしょうか?

3.(堤防の)破堤による洪水

地震の揺れにより堤防が破壊されるか、弱った堤防が水圧に耐えられなくなるか、地盤が液状化することによって沈下するかして、越流が始まる可能性があるようです。

その場合、家屋の浸水だけでなく、地下鉄構内に水が流れ込む可能性も出てきます。そうすると、地下鉄を利用することは不可能。

川から船を使って避難することはできるのでしょうか?乗船場にたどりつけるのか?また乗船場や船は無事か?

昨夜のNHKスペシャルでは触れていなかったと思いますが(想定した震源が海底ではなかったからか?)、津波が発生した場合、港を利用することも当面は難しくなるのでは?

普段の東京ですら大量の人間の避難を考えなければならないのに、オリンピック・パラリンピック期間はそれをはるかに上回る人数への対応におわれます。

この1週間のNHKの番組と合わせて、政府、東京都、組織委員会の計画を見てみる必要があるかもしれません

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