もう20年くらい前の話。
石巻市で、小さな学習塾を1人で営んでいました。
小さなアパートに1人で暮らしながら。
そんなとき、風邪をひいて2~3日寝込んだことがあったのです。
38℃を越える熱が出て病院に行くのもつらい状況。
この時ほど強く孤独を感じたことはありません。寂しさを通り越して、恐怖を感じていたように記憶しています。
実家のある仙台に戻る気持ちが強くなった時でもありました。
高齢者の「おひとり様」って、この時の私に近い状況かもしれないと思うのです。
「おひとり様」は、これからどんどん増えていくと思います。
今、働いている独身者も、退職後には「おひとり様」になる可能性がある。
子どものいない夫婦だけの家族も、何年後かには「おひとり様」になるかもしれない。
兄弟姉妹でもない「おひとり様」同士が、支えあって生活していく社会になるかもしれない。
でも、高齢者になった後に、「おひとり様」の生活様式を模索しそれに適応しようとしても、それまでの生活様式を変えることは難しいと思います。
体も心も元気で余裕があるうちに、少しずつ自分なりの「おひとり様」仕様を考え準備し、行動を慣らしておく必要があるのではないでしょうか?
場合によっては、様々な制度を学び利用計画をたてることも必要になるかもしれません。
というわけで、「おひとり様」の生活相談を始めます。
まずは、今の心配事や不安などを聞かせてください。
11月30日(月)から12月5日(土)まで相談料を無料にする期間を設けます。