めんどくさい・・・
と、思います。
私の飲食店のHACCPの話を聞いた妻から
お店の人にとって、HACCPに取組むメリットって何?
と質問されました。
それで、私は考えたのです。
表立ったメリットと言えるものは、ない。かもと。でも、
飲食店にとってのHACCPは、車を運転する時のシートベルトのようなもの
なのかもしれないなぁ、とも思いました。
自動車を運転してても、事故を起こすことも巻き込まれることも、そんなにありません。
でも、事故に遭った時、シートベルトはケガをすることまでは防げないけど、車に乗っている人が死ぬことからは守ってくれる。
それに、私と同世代(50代)以上のドライバーは覚えていらっしゃるかもしれませんが、若かったころはシートベルトの装着は義務ではありませんでした。
だから、法律で義務付けられたとき、私は
「事故なんか起こさないのに、めんどくさい!」
と思ったし、こっそり(うっかり?)シートベルトをしないで運転することもシバシバありました。
でも、いつしかシートベルトをすることが当たり前になってきませんでしたか?
そのことが、車に乗車している人の死亡事故の減少につながったんだな、と今は思います。
ということで、法律もスタートしたことだし、早めに飲食店向けHACCPをスタートしませんか?
取っ掛かりは
いつものやり方を、厚労省が認めた業界団体等が作った手引きにそった形で文書にし、実施したことを記録すること。
とは言っても、
「普段やっていることを文書にする」というのが、本当にめんどう
だと、私は思います。
でも、法律はスタートしちゃいました。やるしかないです。
というわけで、「普段やっていることを文書にする」という面倒な作業の部分を、文書作成に慣れている行政書士に任せてみませんか?
そして飲食店の皆様には、
安全で美味しい料理を、お客様が安心してお召し上がりくださる仕組み作りに集中していただく。