仙台駅から勾当台公園あたりまでの仙台市の中心部を歩くたびに、「歩きスマホ」をしている人の多さに驚きます。イヤホンをしてスマホを食い入るように見つめながら歩いている人もいます。
一方で、仙台駅周辺は交通の便もあるためだと思いますが、視覚障がい者が白杖を使って歩く光景にも、しばしば出会います。
今朝、私の前方を視覚障がいの小柄な女性が歩いておりました。
私が歩くスピードとさほど変わらぬ速さで、柱をかわし、きちんとカーブに沿って曲がりながら歩いている様子は「少しは見えているのかな」と思うほどでした。
でも、ヒヤリとした場面がありました。
スマホ画面を見つめながら歩いている人が、前方から、あるいは彼女の前を横切るように来た時です。
彼女とぶつかる直前に、スマホ片手の方が気づいてコースを変更したから衝突は避けられました。彼女はおそらくそのことに気づかなかったのではないでしょうか?彼女の進路は変わりませんでしたから。
同様のことは、高齢者にも起こります。ベビーカーを使う親子や、車椅子を利用している人にも同様でしょう。
誰もが安心して歩ける安全な街を作るために、スマホを路上で使用する場合の気遣いを考えてみませんか。