子供の頃のアルバムを見返しながら、つい時間を忘れてその頃の思い出を語り合ってしまう。
そうしているうちに、子供の頃に抱いていた夢も思い出すことも...。
私だけかもしれませんが、案外、子供は親のことを知らないですよね。
私の亡父はもちろん、母にしても、私よりも私の妻に昔のことを話している気がします。
市販のエンディングノートなどに、自分の歴史に関わることを書くページがあります。
その主な目的は2つ。
1つは、介護が必要になった時に、御本人を理解するための重要な情報だから。
2つ目に、その人らしい葬儀を行うため。
これらの目的に、私はもう1つ加えたい。
それは、自分のやりたいことを、言い換えればこれからの生活をより充実させるため。
私が作成したノートの第3章に「やりたいこと」を設けていることは、前に御紹介しております。
※「60歳からのエンディングノート~第3章やってみたいこと」を御覧ください。
でも、自分のやってみたいことを書くのって、難しいですよね。
と、妻も申しておりました。
未来を考える時、歴史からヒントをもらえることがあります。それは人の生活にも言えることじゃないでしょうか?
自分のこれまでの歩みを、近しい人と語り合う。それだけでも十分意味のある時間です。その豊かな時間を過ごす中で、もしかすると見えてくる「〇〇をやりたい」という気持ち。
そうしたことがノートと向き合う中で生まれたら...。そうした願いを込めて。