60歳からのエンディングノート ~ 第4章私の歩み

  子供の頃のアルバムを見返しながら、つい時間を忘れてその頃の思い出を語り合ってしまう。

 そうしているうちに、子供の頃に抱いていた夢も思い出すことも...。

 私だけかもしれませんが、案外、子供は親のことを知らないですよね。

 私の亡父はもちろん、母にしても、私よりも私の妻に昔のことを話している気がします。

 市販のエンディングノートなどに、自分の歴史に関わることを書くページがあります。

 その主な目的は2つ。

 1つは、介護が必要になった時に、御本人を理解するための重要な情報だから。

 2つ目に、その人らしい葬儀を行うため。

 これらの目的に、私はもう1つ加えたい。

 それは、自分のやりたいことを、言い換えればこれからの生活をより充実させるため。

 私が作成したノートの第3章に「やりたいこと」を設けていることは、前に御紹介しております。

※「60歳からのエンディングノート~第3章やってみたいこと」を御覧ください。

でも、自分のやってみたいことを書くのって、難しいですよね。

と、妻も申しておりました。

 未来を考える時、歴史からヒントをもらえることがあります。それは人の生活にも言えることじゃないでしょうか?

 自分のこれまでの歩みを、近しい人と語り合う。それだけでも十分意味のある時間です。その豊かな時間を過ごす中で、もしかすると見えてくる「〇〇をやりたい」という気持ち。

 そうしたことがノートと向き合う中で生まれたら...。そうした願いを込めて。

 

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