雲外蒼天

私の事務所の入口には、その折々に書を掲示しています。

※書いているのは私の妻でございます。

写真の言葉は、若草物語の著者のルイーザ・メイ・オルコットの言葉だそうです。

日本には雲外蒼天という同じような意味の言葉がありますね。

出典はわかりませんが、私は「みをつくし料理帖」という髙田郁さんの本で知りました。

世の中はいろんなことがありますが、その先に待っている清々しい景色を道しるべとして、今を生きる。

そんな心持ちで。

フリーランスが仕事を請け負う時の契約書

 今朝の朝日新聞(令和4年5月23日)に次のようなタイトルの記事が掲載されていました。

文化芸術界、口約束より「契約書を」 文化庁が契約書ひな型例

 昨年の新型コロナ対策の「一時支援金」以降、私もイベントやコンサート関係の多くのフリーランスの方の事前確認を行って参りました。

 その方々との面談で、この記事にあるような話をたくさん聞いております。

 ただ「口約束」だけで仕事を請け負っているのはイベント関係に限りません。例えば、ホームページ作成もそうですし、広告関係、美容、カメラマンなどなど、幅広い業種のフリーランスが同じような状況下にあります。

 本来は、公正取引委員会(独占禁止法・下請法)や、この文化庁の検討会議が勧めるように契約書を取り交わすのが好ましいことは言うまでもありません。

文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議(第5回) | 文化庁 (bunka.go.jp)

 ですが、これまでの習慣や力関係等で、「契約書を作りましょう」とは言いづらいかもしれません。

 でも、もし契約書を作ることが難しいならば、せめて契約にあたって確認し記録を残しておくべきポイントくらいは押さえておきたいものです。

 「契約書を作ってください」と言えなくても、あなたが作った「打合せ事項の確認書」のようなものを示して「これまでの打合せ事項をまとめたので、間違いないかどうか確認してください」となら言えるかもしれません。(あるいはメールで送って、訂正があれば返信してもらうとか・・・)

※その確認書に日付とサインをもらえれば、さらに良い!

 このホームページでも、フリーランスの方、あるいはフリーランスとの取引がある事業者向けに「契約書に記載しておきたい項目」を紹介しています。

 こちらのページを御覧ください「フリーランス・個人事業の契約の記録

緊急入院用の持出カバン

非常用持出袋のイラスト
「いらすとや」より

先日、一人で暮らしのAさんと話しをしていて、「なるほどなぁ」と思ったことが。

Aさんは、

緊急入院用の持出カバン

を準備しているというのです。

Aさんの叔母様が入院グッズを段ボールに入れて準備していたのを見習ってはじめたことなんだそうです。

「緊急時の持出カバン」というものに、「災害時を想定したもの」という思い込みが私にはありました。

ですから、災害用とは別に、緊急入院用の持出カバンを準備しているというAさんの話は、「目から鱗」のようなものでした。

災害時には飲料や食料の確保が重要になるので、持出カバンにも少量でも飲食物をいれておく方が多いと思います。

しかし、入院であるならばそれらを病院に持ち込む必要はありません。Aさんは「2~3日すれば病院に身内が駆けつけてくれるだろう」という想定で、その間に必要なものだけをカバンに入れているとおっしゃっていました。

私が考える緊急入院用の持出カバン

Aさんの話を参考にして、私なりに入院用の持出カバンの中を考えてみました。

  1. 下着
  2. パジャマ
  3. メモ帳 または 封筒に入れたメモ

3の「メモ帳 または 封筒に入れたメモ」には、次の事がらを書いたり、貼ったりしておくのはどうでしょうか?

  • 緊急連絡先
  • かかりつけの病院 または 少し前まで通っていた病院
  • お薬手帳のコピー
  • 延命措置に対する希望

上のリストの他に、健康保険証を持出カバンに入れておくということを考えた方もおられると思います。「日頃の通院時には、そこから取り出して利用すれば良い」という考え方なら、あり得るかもしれません。

私の場合は、健康保険証を持ち歩くことが多いので、持出カバンにはいれないことにしました。

「健康保険証のコピーを入れておく」という方法はどうでしょう?

何年も前の修学旅行の時には「健康保険証のコピー」を生徒に持参させたものですが、今、そのようなことを求める学校は少なくなってきたのではないでしょうか。

というのも、「健康保険証のコピーの提出は不可」としている病院が多いから(あるいは、全部?)です。健康保険証のコピーは「本人確認書類の1つ」としての役割はありますが、それ以上のことは期待できません。

むしろ、後で健康保険証の原本を、身内の方等に届けてもらう手立てを準備した方が良いかもしれません。

だから持出カバンには健康保険証やそのコピーは入れなくても良いと私は思います。

おまけ

参考までに、新型コロナウイルスに感染し入院する場合について、宮城県のHPのリンクを貼っておきます。

新型コロナウイルス感染症で入院される方へ – 宮城県公式ウェブサイト (pref.miyagi.jp)

新型コロナウイルス感染症に係る宿泊療養をされる皆様へ – 宮城県公式ウェブサイト (pref.miyagi.jp)

自宅にて療養・入所待機される方へ – 宮城県公式ウェブサイト (pref.miyagi.jp)

マスミンさんが、私の似顔絵を描いてくださいました!

マスミン

マスミンさんが、私の似顔絵を描いてくださいました。

とても優しそうな人に見えますねぇ。

このような顔の人になるよう心掛けなければ・・・

マスミンさん、ありがとうございました。

ちなみにこの絵は、事務所の入口に飾っております。

※今回はマスミンさんの承諾を得て、ブログに掲載しております。

新規開業特例には、3つの気をつけることがある!~事業復活支援金

2019年1月~2021年10月の間に開業した方には「新規開業特例」が適用されます。

個人事業で、この特例に当てはまる方は、以下の3点を注意してください。

※法人の場合は、個人の新規開業特例と添付書類が少しだけ違います。

詳しくは、申請要領を御覧ください。

1.開業・廃業届出書の添付

新規開業特例には、開業や廃業の年月日を確認するための書類を添付する必要があります。

税務署に提出し、税務署の収受日付印がある書類

があれば良いのですが、収受日付印や開業日に整合性があるかどうか注意しましょう。

例えば、2019年1月に開業しているのに、収受印の日付が2022年1月だと申請が受付けられない可能性があります。

税務署以外では、

都道府県や市町村に提出した、収受日付印等がある事業開始等申告書

でもOKです。

これ以外でも「公的機関が発行したものか、収受日付印がある開業日や所在地等が確認できる書類」でも良いそうです。

ですが、どのような書類がそれに該当するのかどうか、実物を見てみないと私にはわかりません。また、それを事務局が認めるかどうかは、やってみないとわかりません。

2.添付する確定申告書の特例

2019年開業の方は2019年、2020年、2021年の3年分の提出が必須です。

2020年開業の方は2020年、2021年の2年分です。

2021年開業の方は2021年の分だけです。

したがって、2021年分の確定申告が済んでから、申請する必要があります。

3.給付金額の計算方法

新規開業特例の方が申請する場合、最も気をつけたいことは給付金額の計算です。

実際の給付金額は、申請画面上で必要な売上高を入力すれば、自動的に計算され結果が表示されます。

ですから「知らなくても済む」ことではあります。

でも私は事前確認に来られた方に、給付金額の計算の仕方を簡単に説明し、場合によっては念のため給付金額を試算しています。

その結果、対象月や基準期間を変更した方が何人もいます!

新規開業特例の計算の仕方は、ちょっと複雑。

開業の年や、対象月によっても変わります。

だから、ここでお示しするよりも、事前確認をお願いする登録機関に聞いてみてください。その方が分かりやすくて簡単です。

もしかすると、追加料金がかかるかもしれませんけど・・・。

御自身で試算する場合には、申請要領【個人】のP.62~を御覧ください。