ラグビー

ラグビーワールドカップ、面白いですね。

10代~20代の時に、ラグビーの試合をTVで楽しんでいたことを思い出しました。でも、ワールドカップは当時以上に楽しんで見ています。

まず、走る格闘技と言われるくらい激しく、しかも前後半合わせて80分も試合するのがすごい。展開が早くて目が離せません。ゆっくりボールを回して様子を見ている瞬間がない。きっと、決勝トーナメントに進出が決定したとしても、トーナメントでの組合せを有利にするために無気力試合で負けるなんてこともできないだろうな。

そして、その厳しい試合を選手・スタッフが1つのチームとしてプレーするのだけれど、日本代表なのに様々な国の出身者がたくさん入っていることも「いいな」と思うのです。

今の日本代表にはニュージーランド、オーストラリア、トンガ、南アフリカ、韓国、サモア、そして日本の7か国の出身者が選手として入っています。様々な国の出身者が「日本チーム」として試合しているのが、そしてそれを多くの人が応援しているのがいいなあと思います。

先日の対戦相手だったアイルランドは、北と南の2つのアイルランドの合同チームなんだそうですね。この北と南のアイルランドは、かつては紛争が激しかったから敵対心も強いのかと思います。でも、ラグビーは別。選手も1つだし、応援も1つ。

NHK大河ドラマの「いだてん」では、「政治とスポーツは別だ」と繰り返し言われているけれど、それを実現しているのがラグビーワールドカップかもしれません。(日常生活でも、こうありたい。)

もう一つ、ラグビーの「ノーサイド」って、他のスポーツの試合後の光景よりもすがすがしい気がするのです。

あれだけ激しくやりあった後だけに、より一層気持ちよくみられるのかもしれません。

試合後、アイルランドの選手が二列に並んでいる中を、日本選手が退場していく光景は、本当に互いに敬意を表しているようで、ちょっぴり感動しました。

ワールドカップはまだ続きます。もちろん、日本チームを応援するのだけれど、国籍も何も関係のないラグビーというスポーツそのものを楽しもうと思います。

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